2018-11-27 第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
そして、委員からお尋ねがありました国の不作為によって国家賠償法上の責任を認めた裁判例といたしましては、有毒な工場排水によって多数の患者が発生した公害の事案におきまして、国がその公害による健康被害の拡大防止のために法律上の規制権限を行使しなかったことは国家賠償法上違法となり、国が損害賠償義務を負うと判示した例などがございます。
そして、委員からお尋ねがありました国の不作為によって国家賠償法上の責任を認めた裁判例といたしましては、有毒な工場排水によって多数の患者が発生した公害の事案におきまして、国がその公害による健康被害の拡大防止のために法律上の規制権限を行使しなかったことは国家賠償法上違法となり、国が損害賠償義務を負うと判示した例などがございます。
もう一つは、公共用水域に排出するいわゆる工場排水等についていわゆる排水基準を設定してございますけれども、委員が御指摘されましたような施設の中で使う水等については、私どもの方では特に所管はしてございません。
一九五九年三月、水質保全法、工場排水規制法のいわゆる水質二法が施行。しかし、水俣湾周辺は推定水域に指定されず、アセトアルデヒド製造施設も特定施設指定されず、排水規制も行われなかった。魚介類の捕獲、販売が禁止されたのは一九七三年六月。最初の兆候として注目された猫が死に至る奇病から二十年もたった後。二十年ですよ。
これは瀬戸内海だけではなく、当時の日本のほかの地域でも起きたことではありますが、工場排水や生活排水の流入が主な原因というふうに思われています。 これを受けて、昭和四十八年に制定された瀬戸内海環境保全特別措置法に基づいて規制等の措置が講じられまして、総じて瀬戸内海の水質は改善をされてきました。
私も、サンゴに対してもう何回かお話もしましたが、サンゴの増殖をずっとパラオで手掛けてきておりますが、本当に世界を回っていくと、単なる工場排水もそうですが、自動車、まあ大分改良されてきたには違いませんが、まだまだ東南アジアや何かは皆さんがバイクをマスクをして走っている姿を見ますが。 今回、二六%削減という発言の根拠、また、これまでの取組、どれだけ温室効果ガスが削減されたかを併せてお聞かせください。
ところが、この同種工場排水データを今まで公表していないんですよね。一九六〇年二月に通産省、厚生省、水産庁、経済企画庁によって水俣病総合調査研究連絡協議会が設置され、全国の同種工場の排水の水質調査を通産省が担当することになりましたと。
チッソが工場排水を停止したのは昭和四十三年です。国が水俣病を発症する可能性がなくなったとするのは翌年の昭和四十四年です。しかし、海底は水銀汚泥でどろどろですよ。熊本大学の研究班が魚から高濃度の有機水銀を検出したのは昭和四十八年であります。やはり、ここの魚介類を食べたら水俣病になるというのは、これは素人が考えても当たり前じゃないですか。 地域における線引きも見直すべきだと思います。
先月の新潟水俣病の第五次訴訟で、これまで国が存在しないと説明をしてきた工場排水の分析結果などの証拠書類を提出されました。 正直申し上げて唖然といたしました。五十年たった今なぜ開示をされたのか、当時この分析結果をもとにどんな検討を重ねられてきたのか、当時三役にいた私たちには何一つ説明すらなかったことなど、疑問は次々に出てまいります。
私は、名古屋で水処理のプラントの設計施工とか工場排水のプラントの設計施工、そういう意味でライフラインを守る仕事、また環境を守る仕事に携わっておりまして、そういう地域になくてはならないという仕事が、中小企業が地域と密着して存在感があるというふうに自負をしながら経営を務めておるところでございます。
水俣病は、チッソがメチル水銀を含む工場排水を海に垂れ流して起こりました。激しくけいれんして短期間で死亡に至る劇症型がよく知られておると思います。しかし、現在の被害者は、手先、足先の感覚が痛みを感じにくいという症状が多く見受けられます。私の場合には、三十八歳のときに交通事故に遭い、ガラスの破片が足の裏から甲まで突き抜けたことがありました。
○水野賢一君 さて、湖沼の汚れとかの場合、当然そこに理由はいろいろありますよ、それは工場排水とかもあるだろうけど、それだけじゃなくて生活系とか面源負荷とかいろんなものがありますからなかなかそう簡単じゃないということは分かるんですが、一方で、あれですよね、排水にいろいろ規制を掛けていくという議論がある中で、今、例えば東京湾とか伊勢湾とか瀬戸内海もそうですけど、いわゆる総量規制ってやっていますよね。
このため、その後、工場排水に関する上乗せ規制、それから下水道の整備、こういったものを進めまして、近年では、猪名川直轄区間の全域で環境基準を満足するようになってきてございますし、特に上流部では、BODが一を切るようなとても良好な水質となっているというふうに承ってございます。
河川で六千頭余りの豚の死骸が発見されたり、工場排水により、赤い川であるとか青い川といった非常にカラフルな、ぞっとするような色の写真も見たことがございます。
そして、生活排水とか工場排水とか農業排水によって恐らくかなり汚染されています。その汚染を減らすためにはどのような取組をどの程度取組をしているかということ、例えばどの程度下水道が進められているかということですね。結局、汚染をなくすためにはその排水をそのまま浄化なしで流すということは何らかの形で防がなくちゃならない、これをどういうふうに取り組んでいるか。
ですから、何か特定の要因じゃなくて、こういった汚れというのは、いかにその生活雑排水、それはもちろん工場排水もそうですよ、をしていくかが大事であろうというふうに思っております。 私も、今まで自分が仕事をしておった長崎湾についても、本当四十年代には泥の海となっておりましたが、公共下水道が完備をした途端に、コノシロが遡上する、アユが遡上する、そういうふうなきれいな海になっております。
それ以前の一九五八年、高度経済成長に伴う大気汚染、水汚染等がございましたけれども、公害問題が深刻化する中で、公共用水域の水質に関する法律及び工場排水等規制に関する法律、いわゆる旧水質二法が制定されてから五十二年、実に半世紀を超える中で、この法律は私たちの生活を支えてきました。
実は砂じゃなくて、この黄河流域からべらぼうな途方もない工場排水が出ている。つまり、この工場排水、重金属を含んだ途方もない大きな排水が流れてきてこの渤海が死の海と化してしまったというのが現状で、朝鮮日報の伝える話でございます。 じゃ、中国ひどいことするなというんですけれども、実はこれは、私どもは百円ショップで買っているわけです。
これによりますと、チッソのアセトアルデヒド製造工程での水銀を含んだ工場排水が停止された一九六八年以降も新生児のへその緒の水銀値が高いと、こういう調査でありました。今回の特措法に基づく救済の疫学の要件としては、このチッソの排水が停止された六八年に懐胎したということも考慮に置いて、原則六九年の十一月までに出生したと、これを一応の救済対象者としているわけですね。
今年の一月、三菱化学四日市事業所で工場排水の汚水値改ざんが起こりました。 そこでまず、この三菱化学四日市事業所の事件について伺います。 私、現地に赴きまして、三菱化学四日市事業所と、その子会社の分析会社三菱化学アナリテック、そして四日市市当局から話を聞いてきました。
レアメタルは、携帯電話等の電気・電子機器以外に、工場排水にもたくさん含まれておるということが最近言われております。今後、工場排水あるいは河川敷等からレアメタル等を回収する技術開発にも取り組んでまいらなくてはならないと思っておりますが、案外とこの工場排水や河川敷にもたくさんの有用金属が含まれておるということですから、この回収にも力を注いでまいりたいと思っております。
最近、食の安心、安全ということが言われて、工場排水が入ってきて、食品メーカーにというような形がございますが、地下水に関しては今まではビル用水法と工業用水法と温泉法を環境省が行っているのみでございます。水質汚濁防止法はございます。